こんにちは。
気温が上がってきて春を感じる季節になりました。
風が強いとまだまだ寒いので風邪を引かないように気をつけたいと思います。
私が以前働いていた職場の話を少ししたいと思います。
亀有駅からバスで10分ほど乗ったところに「大谷田整形外科」という腰椎の手術を専門としていた整形外科がありましてそこで5年ほど働かせていただきました。
就職したきっかけは私の恩師、「講道館ビルクリニック」の院長、木田先生のご紹介でした。
木田先生とのお話はまた次回に書きたいと思います。
柔道整復師の資格を取って初めての医療での仕事。
今までとは全く違う世界がそこにはありました。
29歳でクリニックに初めての勤務なのでわからないことばかりです。
お医者さんと仕事の話しをするのも初めて、お医者さんて怖いの?リハビリってなに?狭窄症って何?ご高齢の方と何を話せば喜んでくれるの?(おじいちゃん、おばあちゃんが近くにいなかったもので…)痛み止めってなに?シップの張り方なんて聞かれてもわからない。勉強って自分でしていくものなの?やり方とかって教わるものじゃないの?知ってて当然?え?え?え?ギプスの巻き方って知らないの?学校でやらなかった?その包帯だとだめだから包帯の練習しようか。
毎日毎日いろんなことがわからなくてなんでもっと学生のうちに勉強しなかったのかと何度も思いました。
今日は一つ出来て喜んではまた次のわからないこと、知らないことが出てきていくら勉強してもどんどんどんどん増えていく。。。
家に帰っては本を読んだり、インターネットで調べたり、わかんないことは先輩に聞いたり、医師に聞いたりして。
覚えたこと、学んだことは自分で実験したり、スタッフで試したりして患者さんの反応も聞いたりして一つ一つ課題をクリアしていきました。
整形外科でよかったことは画像をみたり、仲間と話し合ったり、先生に聞いたりすることで、わからないことに答え合わせができたことがよかったです。
そんな勉強を5年間続けました。今では大概の症状は話を聞いて、動作をする、検査をするとこで頭の中で骨がどうなっている、筋肉がどうなっているのかを判断することができます。
答え合わせのデータを集められたことが何よりも財産になりました。
それと、何も知らない私を育ててくださった理事長はじめ医師、看護師、リハビリ、医事課、助手、食堂、清掃のみなさま、患者さまには本当にお世話になりました。
私が開業するというとみなさんが応援してくださいました。同時になんで近くじゃないのか(怒)
と全員に言われました(笑)
こんな私を家族のように慕ってくれたみなさんには感謝しきれません。
開業のお祝いにはたくさんのお花をいただき院内は華やかになり、無事に開院するとこができました。まなび接骨院に来てくださる患者様がお花がたくさんで素敵ですねと言ってくださいます。
大谷田のような恵まれた環境で楽しく学ばせていただいたことに感謝です。
木田先生の紹介からはじまり、大谷田整形外科のみなさまとの出会いがなければ今の僕はありません。大谷田整形外科の名に恥じない接骨院にしたいと思います。
大谷田整形外科のみなさま今まで本当にありがとうございました。
(画像はコロナ前のものです)
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